いつ飲む薬?

ハルシオン(トリアゾラム)という薬を知っていますか??

ベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤(超短時間型)で、
ペンタゾシン注などとともに、よく盗難事件で登場するお薬です。

かなり愛用者も多いこの薬剤・・・



睡眠導入剤というくらいですから、通常は寝る前に服用する薬なんですが。

本日、M病院でハルシオンを処方されていた患者様が、
うちの病院に整形外科での入院となりました。
で、持参薬をチェックしていたときのこと。
A調剤薬局で処方された薬袋には、こう書かれていました。

ハルシオン錠 0.25mg 1錠 朝食後服用

一瞬そのまま見逃すところでしたが・・・

えっ!
ハルシオンを朝食後に服用するなんてこと、通常の患者様では有り得ないでしょう。。。
そう思って、M病院からの情報提供書*を確認しました。

そこには、ハルシオンは寝る前に飲むように書かれていたので、
これは調剤薬局のミスだろうと言うことになったのですが、
薬剤が薬剤だけに一応、連絡だけはしておこうと、A薬局に電話をしました。

上のようなことを、A薬局の薬剤師さんに話したのですが。。。
A薬局からは次のような反論!!

この患者様には今年の6月から、ハルシオンが処方になっている、
M病院の院外処方箋は確かに、ハルシオン朝食後の指示になっている、
初回投与時にM病院に疑義照会をしたが訂正はなかった、

ということで、6月からずっとハルシオンを朝食後に投与していたようなんです。

おいおい。
疑義照会の時、はいそうですか!って引き下がったの??^^;

患者様に聞き取りをしてみたのですが、
日中のふらつきを感じているとのこと。
幸い、車を運転するようなことは無かったようですが、
昼夜逆転の生活になっていたようです。

手術までの期間に、生活リズムを元に戻すべく、
ハルシオンなどの向精神薬系はすべて中止にして様子をみることになりました。

でもね、、、
ハルシオンは14日を超えて処方できないお薬ですから、
6月以降何度も薬を貰いに行ってるはずなんですよね。。。
どうして途中で、再度疑義照会を入れなかったのか、、
患者様の様子がおかしいと思わなかったのか、、、
病院と調剤薬局の関係ってそんな感じになっちゃうのかなぁ・・・と考えさせられました。

*情報提供書(紹介状):読んで字のごとく、病院から病院へ情報を伝えるもの。前の病院に罹っていたときの病態・病状の経過、投与されている薬などの情報が書かれている。病院間で、患者様の情報を共有するために書かれており、とても必要なもの。
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by ken12_pennsyl | 2006-10-11 18:29 | 薬。


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